現在日本は少子高齢化、人口減少、貧富の格差など様々な社会問題を抱えております。
この状況を知っている大学生は「将来の日本はヤバい」と感じているでしょう。
そこで学業の傍ら副業でブログやYouTubeやプログラミングなどを始める大学生も少なくないと思います。
副業にもいろいろな副業がありますが今回はFXについての記事です。
大学生が副業として始めるFXについて僕の実体験をもとにいろいろ書いていきたいと思います。
興味がある大学生はチェックしてみてください。
FXは大学生に向いた副業ではない【やめたほうがいい】

結論から言いますと大学生はFXをやらない方が良いです。
理由はFXがギャンブルに近いからです。
ちなみに僕は大学1年生の頃にFXをやって数ヵ月で約30万円ほど失った経験があります(XMという海外のFX会社で取引をやっていました)。
その経験を通じて思ったことは、将来を見据えた場合大学生であればFXよりも自分のスキルを上げることに時間を使った方がよっぽど有意義だということです。
ただお前がFX下手くそなだけやないかい!と言われればそうなのかもしれませんが、FXで資金が減るリスクがあるというのは事実です。
FXは必ず利益を出せるような甘い世界ではありませんので、その点はFXを始める場合知っておかなければなりません。
以下ではFXの仕組みやデメリットを解説していきます。
FX初心者大学生が知っておくべきFXの仕組み「レバレッジ」
大学生が副業としてFXを始める一番大きなメリットは少ない元手で大金を稼げる可能性があるということです。
FXで少ない資金でも稼げる理由は「レバレッジ」という仕組みにあるからです。
レバレッジはFX会社に預け入れた資金の数倍~数十倍の金額で為替取引が可能になる仕組みです。
言葉の説明だけではあまり分からないという方も多いと思いますので簡単に説明しますね。↓
①ドル円が1ドル=110円のときに10万円分の買い注文を入れる(100,000 ÷ 110 = 909)
②ドル円が1ドル=111円に上昇(909 × 111 = 100,909)
③909円の儲け(100,909 − 100,000 = 909)
①ドル円が1ドル=110円のときに10万円分の資金に25倍のレバレッジをかけての買い注文を入れる(2,500,000 ÷ 110 = 22,727)
②ドル円が1ドル=111円に上昇(22,727 × 111 = 2,522,727)
③22,727円の儲け(2,522,727 – 2,500,000 = 22,727)
まあ、こんな感じで資金10万円でもレバレッジをかけて取引するのとかけないで取引するのでは儲かる金額が大きく変わってくるわけです。
これがFXのレバレッジのすごいところです。
ただし、上記のような状況でドル円が1円下がってしまったらその分大きく損します。
レバレッジなしであれば損額は909円ですが、レバレッジをかけている場合は22,727円の損をするわけです。
FXにおいて少ない資金で大金を稼ぐにはレバレッジは欠かせない要素ですが、レバレッジをかけて大きい金額で取引すればその分損する金額も増えます。
この点がレバレッジの怖いところで、FXで安定して勝ち続けない限りすぐに資金が底をつきます。
FXでのメンタルコントロールの難しさ
冒頭でも紹介した通り、当ブログの管理人は大学1年生の頃からFXをやり始めてわずか数ヵ月で30万円ほど損した経験があります。
そのときに感じたことはFXではメンタルコントロールが非常に難しいということです。
FX初心者はみんなそうだと思いますが、僕がFXをやっていた頃は数万円損してしまったらこの損を早く、そして少しでも多く取り返したいという気持ちになりました。
それでドル円で買いで入ったけど、どんどん下がっていったときになかなか損切りできないとか、利確が早すぎてしまったりするわけです。
特に大学生なんて社会人と比べて資金力がないわけですから、FXで損してしまったら損したお金を取り戻そうとする気持ちが余計強くなると思います。
こうして感情的になってFXでトレードをし続ければ資金が減る一方です。
ぶっちゃけFXで毎日勝ち続けるのは不可能で、利益を出し続けるには損切は早く利益は大きくしなければなりません。
でもそれが難しいんですよね。
普通の人(大学生、社会人など)であれば目先の利益は早く欲しがり、損をしたくないという気持ちが強いのでFXで安定して勝ち続けるのは難しいわけです。
自分なら大丈夫!と思っている大学生も多いと思いますが、FXはそんなに甘い世界ではありません。
僕は大学在学中の貴重な時間をFXに費やすのはもったいないと思います。
めちゃくちゃ自信がある大学生はFXをやってみてもいいかもしれませんが、大学生ならもっと有意義なことに時間を使うべきです。
では有意義なこととは何なのか?と思った大学生も多いはずです。
そのため以下では大学生におすすめの有意義な時間の使い方を解説していきます。
大学生におすすめの有意義な時間の使い方「自分の価値を高める」

ここまで大学生が始める副業にFXは不向きである理由を簡単に解説しました。
それでは大学生はFX以外に何をすればいいのか?ということになりますよね。
これについて僕は大学生であれば「自分の価値を上げる」ことが重要だと考えています。
自分の価値を上げるというのは具体的に何か技術を身に着けたり、自分の好きなこと詳しいことについて発信してファンを獲得したりといろいろありますね。
僕の場合、現在少しずつプログラミング学習を始めていて、サッカーやゲームに関する情報をブログやYouTubeで発信したりしています。
各大学生のやってみたいことやできそうなことで構いません。
ただし、スキルの習得、ファンの獲得などといった活動はゼロからのスタートとなるため非常に難しく時間がかかります。
ですが、大学生は社会人と比べて暇な時間も多いでしょうからいろいろなことに没頭できるでしょう。
大学在学中に何か1つ頑張れば大学生活が終わるころに自分の武器になっているはずです。
なにか武器を持っている大学生は就活にも有利ですし、副業でも十分稼いでいけると思います。
そういった点で大学生はFXを始めるよりもノーリスクでできる自分の価値を上げる活動を始めた方が良いと考えいます。
【まとめ】大学生はFXをやらず自分自身に時間とお金を投資しよう
今回は大学生はFXをやるべきではないということと大学生は自分の価値を上げる活動を始めるべきということを解説してきました。
そもそもFXにはレバレッジという仕組みがあり、レバレッジのおかげで少ない資金で大金を稼ぐことが可能になります。
ただし、FXではレバレッジをかけて取引すると損する金額も倍になるので、大学生がFXで安定して稼ぐのは簡単なことではありません。
また、FXではメンタルコントロールも難しく、特に大学生は社会人と比べて資金力も劣るためFXで損したくないという気持ちが強くなると思います。
そしてやがて感情的になってFXで無駄なトレードをし始めて資金がどんどん減っていくでしょう。
そんなほぼギャンブルみたいなFXにお金と時間を費やすよりも、僕は大学生であれば自分の価値を上げていくことに時間を費やすべきだと考えます。
例えばブログやYouTubeなどで発信したり、プログラミングを覚えて案件を受託したりと大学生でもいろいろな選択肢があります。
なので大学生のみなさんはまずは自分のやりたいことや自分でもできそうなことから始めていくと良いです。
何か新しいことを始めるとなると途中で面倒くさくなって辞めちゃう大学生もいますが、結果が出るまで続けることが重要です。
大学生の方はとにかく行動に移して結果が出るまで継続!これを意識して残りの大学生活を過ごしてください。


